11月も半ばにさしかかる頃、後輩の結婚式にご招待され、久しぶりに京都を訪れました。
そういえば、紅葉時期に京都を訪ねたことはなかったものですから、折角の機会、娘を誘って京町家に宿泊してみました。
盆地の11月半ば。
冷えるかな、と楽しみでもあり、少し用心ヨウジンと引戸をくぐりました。
小奇麗に改装してありますが、壁はボロボロ、床はミシミシ。
なのにです。
そんなこと、まったく気にならないのは僕だけではないはずです。
心地のいい空間。
そこは、段差だらけ、隙間だらけ、傾く、ゆがむ、狭い、低い、寒い、うるさい。。。
僕らが目指す建物と真逆なのに!
なんと居心地のいいこと。
こんな、お世辞にも綺麗とはいえない空間作りたい人いませんでしょうか。。。
自分が住むとなると、また別物なのかも。