株式会社幸工務店

町場の工務店

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フック

 

我々のような小さな町場の工務店は、普段はとても地味です。
派手でかっこいい新築もあれば、古い家屋のリノベーションなどもありますが、
かゆいところに手が届く小さな小さな工事依頼というのも実は少なくありません。

昨日の台風15号一過、以前改修工事を手がけたT様よりお電話がありました。
2階のバルコニーの屋根の波板のフックが数カ所台風で飛んでいってしまった、とのこと。
早速昼飯も食わずに駆けつけたところ、写真右のような状態で、
数個どころか、ほぼ全数のフックの頭が朽ちてしまって、辛うじて「そこにある」という程度。
あと一吹きすれば波板ごと吹っ飛んで行ってしまいそうなひどい状況。

しかも、下屋根もなく上に登るのも容易ではない状態。
あわててポリカーボネートのフックを金物屋に取りに行き、すぐに屋根の上へ。
幸い、下地のアルミと波板がポリカーボネートでしっかりしていたため、屋根の上は歩ける状態。
朽ち果てた古いフックを除去し、新しいポリカーボネートのフックに交換しました。
約400個。
危険な作業は、集中力を要します。
気分はミッション・インポシブルのイーサン・ハント?

他の仕事をほったらかし、最優先事項と判断、迅速に動くことができたおかげか、ご高齢のお客様は涙目で喜んでくださいました。

やっぱり、地味だけどこういう時にはこちらも歓びを感じますし、(この仕事かっこいいな)と自画自賛したり。
そして、イーサン・ハントとまではいかないにしろ、精神と体を鍛えておかなければ、と改めて思った次第。

今日もまた感謝の一日でした。
ありがとうございました。

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