株式会社幸工務店

I様邸 トイレ改修工事 H30年2月

年末のご挨拶からずいぶんと間が空いてしまいました。

弊社は、社長もスタッフもみな元気よく現場でせっせと汗を流しております。

年明けすぐは、年末に建て方だけ済ませた借家が6棟と戸建て住宅が1棟を完成させ、2月からはお待たせしておりました改修工事に着手しました。

『I様邸トイレ改修』
ご高齢で、ある特殊なご病気をお持ちのご主人がひょんなことで骨折。
車いす生活も視野にいれたトイレの大改造です。退院の日も迫り、緊急の大改造です。緊急とは言え、きっちりと確実に、満足度の高い空間となるよう。そこは弊社がもっとも崩せない牙城です。
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トイレの入口はドアから幅広のアウトセット引戸に変更。
上吊りなので動きもスムース、レールもありません。

 

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引戸をあけると、落ち着いたタイルの床。
その奥に…?
便器が向こうを向いて鎮座しています。
これは、ご主人の身体的動作特性を最大限検討した結果、一般家庭ではなかなか見ることがないレイアウトとなりました。
これも、このような改修を許容できるある程度の広さも手伝ってのことですが、何よりご依頼主様やそのご家族様、ケアマネージャーさんたちとの十分な協議があったからに他なりません。
3帖ほどもあるゆったりすぎるレストルームには収納力たっぷりの洗面化粧台、エアコンまで完備されています。
ご家族のトイレに対する意識の高さ、そしてご主人が大切にされているご家族だなとうらやましくも思ったりしました。

 

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便器周辺は介護用の手すりに囲まれ、便器も車いす対応の高便器となっています。
この便器まわり、もちろん僕も座ってみました。
なんと使いやすいこと!
ご主人は背が高く、僕も高身長なせいもありますが、便座の高さといい、手摺のゆったりさとほどよい包まれ感は得も言われぬ感覚です。
包まれる感じがとても落ち着きます。
ユニバーサルデザインという言葉もありますが、健常者も使いやすいというのはレストルームとして一つの目指す形かもしれませんね。
もちろん、うちのスタッフにも座ってもらいました。
こういうトイレの形もあるんだということを、自分のした仕事の成果を体感してもらうということも大切なことだと思っております。

 

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そして、天井にはPanasonic製のナノイー発生器。

https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/nanoe/

匂いという敵に対して、新しい技術でしっかり対応しています。
また、言わずもがなですが、耐震補強と断熱改修も手抜かりなく施してあります。

非常に厳しい工期のなか、関係協力業者様にお力添えをいただき、無事お引渡しができました。

 
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後日談で、退院後すぐのご主人は一人で歩くこともままならない状況だったのですが、このトイレに行きたいがためになんと一人で歩いてトイレに行けるようになったとのこと。
また、さらに驚くことに、あまりに居心地がよすぎて、トイレで「おコーヒー」を嗜まれるそうです。
嬉しすぎて涙が出てしまいました。

 

喜んでいただける空間がご提供できて、工務店冥利に尽きます。
ありがとうございました。

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