株式会社幸工務店

「meta」について

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今年の1月26日から、サイトがダウンしていたようです。
ただいま復旧させました。訪問してくださった方にはご心配をおかけしました。

さて、最近巷でよく聞くワードに「meta」「メタ」があります。
どこか抽象的な言葉ですが、古代ギリシャから存在した言葉のようです。
難解な言葉にも聞こえますが、ここ最近耳にすることが多くなり、なんとなく避けては通れないキーワードだと感じています。

諸説あるようですが、「meta」について
〇古代ギリシャ語の「あとに」という意味の接頭語
〇それが転じて「超越した」「高次の」という意味の接頭語として使われるようになる
〇ある学問(もしくは事象、視点)の外側にたって見る、という哲学的な意味も持つ

接頭語、接頭辞ということで、本来は単独で使われるワードではないようです。

今までもよく聞く言葉として「メタボ」があります(笑)
そう、メタボリック(Metabolic)シンドローム(Syndrome)ですね。
一般的に、高血圧や高脂血症、高血糖など危険因子が集まった状態を差す言葉で、略してメタボ。
いいイメージの言葉ではありませんね。
この場合の「meta」は「代謝」と訳されているようです。

さて、「meta」が使われる最近の言葉をみていきたいと思います。

□Facebookの新社名が「Meta」に変わっています

□メタバース:
仮想現実空間を差している言葉。ゲームなどのオープンワールドもその一つでしょうし、
VR(仮想現実・人工現実感 バーチャルリアリティー virtual reality)や
AR(拡張現実 Augmented Reality)なども最近よく聞くようになりました。
弊社代表である僕も普段からBIMを用いた設計を行い、プレゼンではVR空間をVRカメラで1/1の空間を体感していただくことも行っております。
つまり、2次元から3次元へ、さらにその先へ ということを皆が模索していることのあらわれなのかと捉えております。
実際、土木分野で進んでいた3次元測量も、ここ最近急激に進化しているようです。
ご存じの方もおられると思いますが、「Lidar」センサーをiPhone12PROなどに搭載され、3Dスキャンがお手軽になりました。

「Lidar」とはLight Detection And Ranging(光による検知と測距)の略称で、
近赤外光や可視光、紫外線を使って対象物に光を照射し、その反射光を光センサでとらえ
距離を測定するリモートセンシング(離れた位置からセンサーを使って感知する)方式を言います。

一部では話題の Leicaが出したコンパクトな3Dスキャン機器「BLK360

お値段、なんと¥2,636,300。
これを高いととるかですが、すでに導入してどんどん町ごとスキャンするなんて考えをお持ちの方々もおられるとか。
もっとお手軽なハンディスキャナ「BLK2GO」が出たばかり。

まだお値段は未定のようです。
共同でどなたか購入しませんか?(笑)一口20万とか(笑)

さて、話が逸れました。

□メタファー:
ある物事を別の表現で表すこと。
・時は金なり
・恋の味を知る
・成功の甘い香り
などという言葉の言い回しのこともありますが、アイコンなどもメタファーのいい事例ですね。
⚙️ などは、誰が見ても「設定」ボタンだとわかります。
つまり、認識できなければメタファーがうまくいっていないということになるのでしょうか。
これは、建築やまちづくりのサイン等にも大事な考え方ですね。

そのほかにも、
□メタ認知
□メタフィクション
□メタ発言
□メタ推理
□メタメッセージ
□メタい
などなど。。。

少し気になっていた言葉だったので、整理してみました。

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